毎日一緒に生活していると、子供の成長になかなか気付けないもので
二年前、妻の母が他界し親戚一同が集まる中で私の後ろでもぞもぞしお焼香も、一人で出来なかった娘が
先日、妻の兄がこの世にお別れをしました。
親戚への挨拶も進んで出来た事に驚きましたが、率先して手伝おうとする姿
更に、焼香の順番が廻って来たときに「一緒に行こうか」の私の言葉に
「大丈夫、一人でやれる」ときっちりと作法する娘・・・。大きな成長を感じました。
天国のバアバもじいじも兄ちゃんも喜んでくれたでしょう
お骨上げの時に娘からの質問・・・なんでお箸が長さが違うの?なんで入れ物の大きさが違うの?
皆さんも疑問に思いますよね?
お箸の長さは、実は火葬場によっては長さは一緒でも、一本は竹、もう一本は杉等素材を変えていたり
お箸は一緒だけど、二人で一緒にお骨を挟みあったりする事もあるんですね。
これは逆さごとと言い、本来縁起が悪いと言う事をする事で悪い縁が続かないようにするという意味があるんですね
そして、骨壺は「関東」「関西」で大きな違いがありまして
関東では大きな壺に全部のお骨を入れるのに対し、関西では小さな壺に少しのお骨と中くらいの壺に
ある程度入れるというやり方です?
なぜ、そのような違いがあるの?ですよね!
それは、明治時代まで遡ります。
神道国家の道を歩み始めた日本が
仏教が奨める 火葬を廃止!
ところが、困った事に土葬するのに土地がない!
やっぱり、火葬廃止を廃止にとなった訳なのですが、この時に「火葬したお骨は全部持ち帰りなさい」となり
政府の近くである関東はすべての遺骨を拾い
関西では、火葬は墓地内や、墓地の近隣でされることが多かった為持ち帰るのは少量のお骨で良かった
持ち帰る分は本山への納骨用だったと言う事もあり今の形になりました。
頑張った娘に小さくなった自転車から4年ぶりの新車が納品されました
これも又、成長を感じれました