よくあるご質問【お墓・納骨】
お葬儀に関することでよくお聞きするご質問をご紹介いたします。掲載されいているご質問以外の事もお気軽にお問い合わせください。
- 最近、テレビ等で「永代供養墓」という名前を聞きますが、普通のお墓とどのように違うのですか?
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普通のお墓の場合、使用者が亡くなり承継者がいれば期限なくお墓を使用できます。これを「永代使用権」と言います。反対に言えば、普通のお墓の場合、使用者が亡くなり承継者がいなければ、そのお墓は「無縁墓」となり処分される対象になります。
「永代供養墓(えいたいくようぼ)」というのは、承継者がいなくても使えるお墓のことで、個別のお墓の形態のもありますが、多いのは共同墓の形態です。
永代供養墓は、最初から合祀(ごうし)されるのと、一定期間(13年、30年、33年等)は個別に保管され、その後は合祀されるのとがあります。合祀されるにせよそのお墓はそれを管理するお寺や霊園が存続するかぎり守られます。公営の場合には「合葬墓(がっそうぼ)」と言われます。
永代供養墓あるいは合葬墓であれば一人暮らしで跡継ぎのいない人でも、次の世代にはお墓の管理を委託したくない人でも入ることができます。
核家族化、少子化、非婚化等の社会的環境の変化の中でお墓も変わっていきます。その変化の象徴が永代供養墓あるいは合葬墓です。 - 夫の四十九日を期に遺骨を納骨するよう身内に聞いたのですが、もう少し手元に置いておきたいのです。ダメでしょうか?
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奥様が納得されるまで、お手元にご主人のご遺骨を置いておくということでよろしいでしょう。
納骨をいつまでするかということは決まっておりません。法律的には遺骨を自宅に安置するのは適法です。実際の例を見ても、葬儀後すぐ納骨する形もあれば、四十九日、一周忌、三回忌等を区切りに行う等さまざまです。
四十九日や、一周忌、三回忌に納骨がよく行われるのは、お寺様やご親戚の方もお集りになるからという都合によるものです。
しかし最も大切なことは、ご遺族が納得されることです。ご家族様の心の整理がついたときに納骨されるのがよろしいと思います。 - 田舎から遺骨を移動させたいのですが、どうすればいいのでしょうか?
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一度納められたお墓または納骨堂から、遺骨を他のお墓などに移動させる為には遺骨が納められている市区町村等から「改葬許可書」を受け、移動先の墓地または納骨堂の管理者に提出します。
納められているお墓または納骨堂と、移動先の墓地または納骨堂に、手続きの手順を確認されることをお勧めします。 - 息子が亡くなり未だ納骨しておりません。嫁いだ娘はいますが負担を掛けたくありません。私と一緒に永代供養をしたいと思っております。それまで手元にお骨を置いておくのはいけない事でしょうか?
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自宅で遺骨を安置することは法的には何ら問題ありませんが、遺骨管理には注意が必要です。
遺骨は湿気に弱くカビが繁殖してしまう事があります。保管スタイルや納骨のタイミングなどしっかりと話しておきましょう。
供養する本人に急な事があっても後に遺族が困らないようにしておきましょう。 - とある寺にて永代供養をお願いしようと問合せしたところ 小さいお骨のみ預かるとの事。大きいお骨はどうしたらよいのでしょうか?
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方法は下記のように費用が発生するものと無料のものとがあります。
・大きなお骨は別の場所で供養する方法(有料)
・火葬場に返還する方法(無料)
・合祀墓に納める方法(有料)
・散骨する方法(有料)
選択肢をご家族でご相談下さい。お問い合わせいただければ専門分野の担当者からご説明させていただきます。 - 遺骨を永代供養しようと考えていますが、骨壺8寸が大きすぎて、持ち運ぶにしても大変で困っています。持ち運びができるサイズの骨壺を譲って頂けますか?
- お譲りすることは可能です。しかし持ち運びが出来るようなサイズに移し替えても全部は収まらない可能性があります。複数の壺に移し替えるか、もしくは専門業者に依頼をして遺骨を粉骨するなどして細かくすると複数用意する必要はなくなると思います。
- 愛犬の骨も一緒に墓に入ることは可能でしょうか?
- 可能です。しかし一部の墓地や霊園ではペットとの埋葬を禁止している場合がありますので、埋葬が可能か事前にご確認ください。宗教上、倫理上の理由からペットとの埋葬を拒否される方がいらっしゃるのは事実です。現在、「墓地埋葬等に関する法律」では、ペットとの合葬について法的な取り決めはありません。